小さいころから付き合いのある幼馴染でも、絶縁せざるを得ないときもある。鹿児島県の40代前半の女性(管理・事務/年収250万円)も長い付き合いのある友人と絶縁した。
「幼少期から中学校まで幼馴染の女の子がいて、家族ぐるみでも仲良く過ごしてきました。高校から別々になりましたが、ちょくちょく連絡を取ったり、自宅近くで会って話し込んだりしていました」
「慣れない生活のストレスでハマってしまったようでしたが……」
卒業後、女性は地元に、友人は他県に就職。連絡は取り合っていたがお互い忙しく、年に1度会うか会わないかの付き合いだった。それから数年後、友人の母親が病気になったため、地元に戻って働くこととなった。
「久しぶりに日常生活を目の当たりにして驚いたことがパチンコ狂になっていたこと。他県で慣れない生活などのストレスで1度入ってみたらハマってしまったようでしたが、まさか借金まで抱えてパチンコをしているなんて思わず……」
驚いた女性はパチンコをやめるよう伝えた。しかし、友人は「わかった」と返事はするものの、仕事が終わるとパチンコ店へ行く生活を続けていた。呆れて「彼女がどうなろうが、彼女のことだと(思って)放っておいた」というが、それも出来なくなってしまった。
「なんと私の弟へも金の無心をしていたようで。彼女の妹と話す機会があったのですが、妹には『子どもたちの給食費が払えない』などの理由で年に何度も金の無心をしていたことを知り、こっちから一方的に絶縁しました」
やめろと説得してきた相手には頼まず、その弟に借りようとするのがまた……。女性は、弟と彼女の妹に「必ず貸したお金は回収するように」と伝えた。
「弟は回収できたとのことですが、貸した本人がわざわざ動かないと返してくれなかったようです。ストレス発散も大事ですが、周りを巻き込んでは許せないと思った次第でした」
もしかしたら彼女もパチンコ依存症で苦しんでいたのかもしれないが、子どもは大丈夫なのかと心配にもなる。
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