「ソマリと森の神様」の暮石ヤコによる新作「異世界かくり世 あやかし喰奇譚」1巻が、本日7月6日に発売された。ファンタジーの食材を使って作られる、異世界の屋台料理を描いた不可思議グルメ作品だ。
【大きな画像をもっと見る】「異世界かくり世 あやかし喰奇譚」は、神隠しに遭った人間の子・灯火(ともしび)が、魑魅魍魎が行き交う異世界・夜市で流れ屋台をしている店主・帳(とばり)に拾われたことから始まる物語。夜市はいろいろな者が行き交うため「“絶対に”一人にならない」という約束で、灯火は屋台の仕事を手伝わせてもらうことに。怪鳥の卵を使ったおでん、八咫烏の燻製、コウモリ汁など、変わったものばかりな夜市の食べものにおっかなびっくりだった灯火だが、一口食べてその美味しさに目を輝かせる。しかし夜市に来る前のことを思い出すと灯火の意識は虚ろになり、そんな灯火を見守る帳には、灯火に隠している秘密があった。同作は竹書房のWEBコミックガンマぷらすで連載中。