お酒を飲んだ後、電車に乗る際は注意が必要だ。千葉県に住む60代前半の男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収450万円)は、飲んだ帰りに電車で乗り過ごし、思わぬ長旅をしてしまった。(文:ミッチー)
北千住で飲んで、松戸へと帰ろうとした男性。JR常磐線の快速ならば10分程度で行けるたった一駅の距離。しかし気がついたら、終点の取手駅に着いていたそうだ。
ちなみに北千住駅から取手駅までは快速で約30分。その間、男性は夢の中だった。気を取り直して、反対側の電車へ。目的の松戸駅までは20分程度だが、再び失態を犯してしまう。
「また寝てしまい、上野駅で起きました」
寝てる間に電車が往復
最終的に終電の一本前の電車に乗ることができ、事なきを得たそうだ。
「最初の電車が水戸行きや、勝田行きの中距離電車だったら、と思うとゾッとしました」
水戸駅も勝田駅も茨城県にある駅。そこまでいくと、折り返しの電車は無くなっていたかもしれない。考えるだけでも恐ろしい事態だ。
「結局二時間以上かかって松戸に帰ることができました」という男性。寝落ちで2度乗り過ごしてしまったせいで、もともと10分で到着する予定が、思わぬ長旅になってしまった。
同じように乗り過ごしてしまった失敗談をもう一つ。東京都に住む40代後半の男性(営業/年収300万円)からは、新卒のときのエピソードが寄せられた。
新橋の本社に出張し、退社後に先輩たちとそのまま飲みに行っていた男性。新橋駅から総武線快速に乗ったのは夜9時過ぎだったそうだ。
「満員電車で混んでおり、市川まであと一駅の錦糸町で座れました」と振り返る。しかし、ここでやらかしてしまう。
「その後すぐに寝落ちで、終点東京のアナウンスが聞こえました」
総武線快速で新橋から市川方面に向かっていたはず。それならば終点は「千葉」や「成田空港」になりそうなので、この話には違和感がある。
「車内はガラガラで、一駅しか進んでないな…」と、寝ぼけながら思った男性。出発した新橋駅から東京駅はたしかに一駅だ。しかし、男性はその先の錦糸町駅で座席に座っていたはずだが……。
「終電と駅員さんに起こされて、はっ!と気づきました」
そう、寝過ごしているうちに、成田行きの電車を往復して東京駅へと戻ってきてしまったのだ。これまた終電がそこまで遠い場所じゃなかったのが、不幸中の幸いであった。
今回、投稿していただいた2人の男性は、電車に乗る前にどちらもお酒を飲んでいた。皆さんも飲酒後に電車へ乗る際は、注意しましょう。
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