7月2日に元V6・三宅健の合流が正式発表された、“タッキー”こと滝沢秀明氏の新事務所『TOBE』。そんなタッキーズ事務所にまたも元ジャニの合流、そしてデビューが決まったかのような動向にファンがざわついている。
三宅の発表より約2週間前のこと、特許や商標登録などの情報を検索、照会できるデータベースの特許情報プラットフォーム『J-PlatPat』上で、とある2つの“商標”が6月中旬に公開された。
出願日は6月9日と、まだ登録前の出願中の段階であろう商標は『IMP.』(アイエムピー)とのロゴ。同一人物によって2パターンのデザインが商願されており、いずれも電子機器類や印刷物、はたまた衣服類販売に向けた商標のようだ。
そして商願に携わる代理人弁護士の名前と共に、“出願人”として記されていたのがY氏という人物。ジャニーズ事情に詳しい芸能ライターによると、
「タッキーズ事務所のファンクラブ『TOBE COMMUNITY』の担当責任者として氏名が記載されているのがY氏。もちろん同姓同名という偶然も考えられますが、『IMP.』のロゴで“タッキー案件”なのかなと。
ちなみに『TOBE COMMUNITY』の商標も、事務所が設立された3月に同じ弁護士によって出願されていますね」
商願された『IMP.』のロゴを確認すると、一つのデザインの「I」は、数字の「7」をアレンジした文字にも見える。また「.」だけをピンク色にしたデザインも、ヒントが隠されているのかもしれない。そう、5月25日付でジャニーズ事務所を退所したばかりの元Jr.グループ『IMPACTors』だ。
2020年10月に佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我のジャニーズJr.で結成された7人組グループIMPACTors。『ジャニーズアイランド』社長時代の滝沢氏によってプロデュースされたグループだ。
『IMPACTors』の権利者はジャニーズ
「いわば“タッキーチルドレン”として早期デビューが期待されるも、その滝沢氏が退社するというハプニング。“生みの親”としての責任もあるでしょう。7人を『TOBE』に合流させるのは既定路線でしたが、問題はグループ名でした」(前出・芸能ライター、以下同)
同じく『J-PlatPat』で確認すると、2021年9月7日に商標登録されている『IMPACTors』(呼称はインパクターズ、インパクトオオアアルエス)の権利者はジャニーズ事務所で、存続期間満了日は2031年だ。
「すでにレコード会社とも契約の話が進んでいるとの情報も漏れ聞こえますし、『IMPACTors』が使用できるまで待つのは現実的ではありません。そこでグループ名の名残がある『IMP.』が誕生したのでは?
もしかしたら同じ7人組の韓国グループ『BTS』からヒントを得たのかもしれませんね。世界的ボーイズグループを目指すという意味でも、海外でも通用するグループ名にしたように思いますね」
ジャニー喜多川さんと一緒に世界的グループを目指した『King & Prince』元メンバーの平野紫耀、神宮寺勇太の合流も囁かれる『TOBE』。滝沢氏が目指す新しいエンターテイメントは、海の向こうにもあるのかもしれない。