経団連が発表した2023年の大手企業の夏のボーナスは平均95万6027円。過去3番目に高い水準だという。実に景気がいい話だが、実際のところ世の中の人はどの程度もらっているのだろうか。キャリコネニュースに寄せられた声を紹介する。
大阪府の20代前半の女性は(営業/年収300万円)は「昨年は5万円だったのに今年は10万円」と語る。増額になったことについては「そもそも去年は新卒であったからあまりボーナスがなかったからだと思う」といい、
「せめて給料1か月分ぐらいは欲しいですね。 5万円では使い道すら難しい選択になります」
とコメントしている。
「去年夏5000円、冬8万円。冬を超えればいいな」
埼玉県の40代前半の女性(事務・管理/年収250万円)はまだ支給されていない。「7月に気まぐれに明細が届いた当日に支給される模様」と書いている。
「昨年夏は5000円。冬は8万円。賞与をもらったら退職予定なので、満額出ないのは確か。昨年冬を超えればいいなと思っている」
現在、子どもが私立の学校に通っている。学費や学校関連費用は女性の稼ぎから出すことになっており、「学費は分割でどうにかなるが、定期代が半年に一回まとまって出るから、賞与の少ない会社勤務としては厳しい」と明かす。
一方、東京都の40代前半の男性(ITエンジニア/年収1100万円)は130万円だったという。しかし、
「昨年は170万円だったので40万円の減少となりました。リモートもなくなり、社長が不正行為したなどもうゴリゴリです」
と高水準の給与を支給されたものの、手放しに喜べない状況を綴った。
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