枢やな原作によるアニメ「黒執事」新シリーズの制作が決定。本日7月4日に開催された「Anime Expo 2023」内の「Crunchyroll Industry Panel」で発表された。
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アニメ化6作目となる「黒執事」の新シリーズは、2024年に放送予定。セバスチャン・ミカエリス役の小野大輔、シエル・ファントムハイヴ役の坂本真綾が続投する。さらに監督は岡田堅二朗、シリーズ構成は吉野弘幸、キャラクターデザインは清水祐実、音楽は川崎龍、制作はCloverWorksが担当することが明らかに。併せてティザービジュアル、ウェルカムビジュアル、ティザーPVも公開された。
枢は新シリーズ制作について「モノクロの漫画として描いてきた『黒執事』の世界が、再びフルカラーで動き出す。そのお知らせを聞いた日の夜は、興奮と感謝でいっぱいでした。いつも通りで、でも新しい。きっと、そんな作品になる予感がしています」とコメント。また岡田監督は「メンバーも新たに、これまでのアニメシリーズとはまた一味違った『黒執事』の世界をお届けできるよう、日々原作とにらめっこしつつ、日本であまり馴染みのない英国文化や歴史と格闘しながら鋭意制作中です」と意気込みを語っている。
「黒執事」は、名門貴族ファントムハイヴ家の執事セバスチャン・ミカエリスと、13歳の主人シエル・ファントムハイヴを描く物語。2008年にTVアニメ化されて以降、劇場アニメ化、舞台化、実写映画化などさまざまなメディア展開がされてきた。
■ 枢やなコメント
モノクロの漫画として描いてきた『黒執事』の世界が、再びフルカラーで動き出す。
そのお知らせを聞いた日の夜は、興奮と感謝でいっぱいでした。いつも通りで、でも新しい。
きっと、そんな作品になる予感がしています。今から完成映像を拝見する日が待ち遠しいです!
■ 岡田堅二朗(監督)コメント
『黒執事』新シリーズが始まります。
メンバーも新たに、これまでのアニメシリーズとはまた一味違った『黒執事』の世界をお届けできるよう、日々原作とにらめっこしつつ、日本であまり馴染みのない英国文化や歴史と格闘しながら鋭意制作中です。
これまでのアニメシリーズをご覧になっている方も、またアニメや原作を知らない方も、セバスとシエルの織りなす『黒執事』の物語、19世紀末のイギリスの空気をお楽しみいただけたら幸いです。
■ 吉野弘幸(シリーズ構成)コメント
連載16年を越え、なお「今がいちばん面白い」驚異的な漫画『黒執事』。
毎月の連載を読みながら「アニメでやった部分はまだ序章だったんだ……!」と、長くアニメに携わらせてもらった身でも驚く展開に、これはアニメで見たい、いや見せろ、作らせろ! と強く念じておりました。
その一念が通じたのか、ついにアニメ黒執事の新プロジェクトがスタートです!!
私と同じように、ずっと待っていて下さった皆さんのご想い応えるべく、鋭意制作中です!ご期待下さい!
■ 川崎龍(音楽)コメント
沢山のファンの方を魅了し続けてきた歴史ある作品なので、とても緊張しますが、新シリーズで繰り広げられる展開に今から心踊ります。『黒執事』マナーを守りつつ、新たな薫りを添えた音楽にもご期待ください!
(c) Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler