職場のトイレくらい安心して利用したいが、世の中には「トイレの時間を測る」という企業もあるという。東京都に住む40代後半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収700万円)は
「ストレスの多いSES出向先であり、お腹を壊して居る方が多かったです」
と職場のトイレの不満を振り返った。SES(システムエンジニアリングサービス)とは、エンジニアとしてクライアント企業に派遣されて働く形態のこと。ずっとお客さんの会社内で働くのだから気を遣うだろう。(文:okei)
「トイレが混んでいる時には他の会社が入っている階や別のビルにまで行くこともありました」
そんな緊張感からかトイレが近いという男性にとって、その会社はこんなヘビーな環境だった。
「トイレの数も多くは無く、混んでいる時には他の会社が入っている階や別のビルにまで行くこともありました」
明らかにトイレの数が足りないようだが、その会社は何らかの対策を打ってくれることもなく、逆にこんなことをしていた。
「出向先の会社は『トイレ長い人が多いんですよね~』と呑気な事を言いながら、IOT機器でトイレの使用時間を計測するといったことをしていました」
会社がどういう意図で計測しはじめたのかは不明だが、なんであろうといちいちトイレ時間を気にしなければならないのでは、働きやすい環境とは到底言えない。男性は
「問題はそこじゃないだろうという感じでした。職場環境もブラックと言うべきものでした」
とウンザリした様子で綴った。
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