面接官が応募者をよく見ているように、応募者も面接官を見て会社を品定めしていることを忘れてはいけないだろう。40代後半の女性(東京都/事務・管理/正社員・職員/年収550万円)は、
「転職の経験上、大体、総務や人事に変な方がいる会社は問題の多い会社だと感じている」
と、自身の体験談を綴った。(文:永本かおり)
「すぐに結婚しないですよね?」
10年前、女性は面接でこう聞かれた。
「すぐに結婚しないですよね?」
女性の困惑した顔が目に浮かぶかのようだ。結局、女性はこの会社に入社。そこで質問の意図を知ることになる。
「どうやら同じ出身校の方が入社して、すぐに結婚されて、仕事が忙しすぎると家族から職場にクレームが来て、結局1年もせずに辞められたのが質問の意図だったと入社して分かった」
面接官は、出身校が同じという理由だけで、女性もすぐに結婚すると思ったのだろうか。
また女性は、最近受けたという別の面接でも、「そぐわない派手で香水のキツイ面接官」に遭遇したと綴っている。
「人事の女性の身なりが仲間内の夜の会食ならば素敵な格好でいいですが、会社、しかも面接とは思えないような派手な格好で、質問しない時は椅子に寄りかかって姿勢悪く、ふんぞり返ったような姿で非常に不愉快だった」
「香水もきつかったので早く面接が終わってほしいし、絶対通っても入らないと思った」
女性はこれまでの経験から、面接についてこう考えるようになったという。
「面接は会社が応募者を見るのは当然ですが、受ける方も面接官を会社の代表者としてみられてると思う」
「転職の経験上、大体、総務や人事に変な方がいる会社は問題の多い会社だと感じている」
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