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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第8戦鈴鹿は木村偉織がポール・トゥ・ウイン

2023年07月02日 10:40  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ・ライツ第3大会鈴鹿 第8戦を制した木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)
 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3大会は7月2日、三重県の鈴鹿サーキットで第8戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がポール・トゥ・ウインで今季4勝目を飾った。

 前日の第7戦はうっすらと路面を濡らす雨のなか、スリックタイヤ装着車とウエットタイヤ装着車が入り交じり、多くのリードチェンジが生まれたが、一夜明けた7月2日の鈴鹿は快晴に恵まれ、朝からグングンと気温が上がるなか、9時15からフォーメーションラップがスタートした。

 スタートでは、ポールポジションの木村がトップで1コーナーに入り、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)とグリッドどおりのオーダーで続くが、6番手から古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)がスタートを決め4番手に浮上。小出峻(HFDP WITH TODA RACING)、デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)と続く。

 トップに立った木村は、2周目、3周目と一気にタイムを縮め、1分54秒919というファステストラップを記録。終盤までテール・トゥ・ノーズの戦いを展開していった野中と平良の戦いに対して7.310秒のリードを築き、第3戦オートポリス以来となる今季4勝目を飾った。

 一方、野中はファイナルラップまでしっかりと2番手を死守していたが、最終周の日立Astemoシケインで、ついに2台はわずかに接触しながらも平良が野中を攻略。TGR-DCドライバー同士の戦いは平良が2位、野中が3位という結果となった。

 4番手争いも僅差の戦いとなったが、古谷が4位、小出が5位という結果に。1ポイントを争いビダーレスとエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)の攻防も僅差となっていたが、ビダーレスが6位を守った。マスタークラスは畑享志(A-NeKT with B-MAX 320)が11位でフィニッシュし優勝を飾っている。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第8戦鈴鹿 決勝結果
PosClassNoDriverCarEngineLapsGridQualify150木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411211'53.77321平良響モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311231'53.951335野中誠太PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311221'53.895436古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ311261'54.49652小出峻HFDP WITH TODA RACINGスピースA411251'54.378651D.ビダーレスB-MAX RACING 320スピースA411271'54.605737E.トゥルーリモビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311241'54.01684菅波冬悟JMS RACING with B-MAXスピースA411281'54.636952I.オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAXスピースA411211No Time1010堤優威Rn-sports F320スピースA411291'55.77611M53畑享志A-NeKT with B-MAX 320スピースA4112101'58.0241230DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320スリーボンド東名TB14F31212No Time
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'54.919 3/12