「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」公開記念舞台挨拶より。前列左から今田美桜、杉野遥亮、山田裕貴、北村匠海、吉沢亮、間宮祥太朗。後列左から高良健吾、高杉真宙、眞栄田郷敦、清水尋也、英勉監督。 和久井健原作による実写映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」の公開記念舞台挨拶が、本日7月1日に東京・丸の内ピカデリーで開催された。
【大きな画像をもっと見る】 前編の「血のハロウィン編 -運命-」に続き、後編として本日封切られた「血のハロウィン編 -決戦-」。舞台挨拶にはタケミチ役の北村匠海、ドラケンこと龍宮寺堅役の山田裕貴、ナオト役の杉野遥亮、ヒナタ役の今田美桜、三ツ谷隆役の眞栄田郷敦、半間修二役の清水尋也、松野千冬役の高杉真宙、真一郎役の高良健吾、稀咲鉄太役の間宮祥太朗、マイキーこと佐野万次郎役の吉沢亮、英勉監督が登壇した。
吉沢扮するマイキーの兄を演じる高良は、「東京リベンジャーズ」のイベントに登壇するのが初めて。「こんなに(観客が応援のために持参した)うちわがある舞台挨拶は初めて。やっぱ自分のはないな……」と笑いを誘い、撮影を「現場の熱量がすごくて。みんなの空気ができあがったので、緊張はあったけど楽しかった」と振り返る。吉沢は高良について「マイキーとしては、兄貴の存在は物語の根幹になるので意識していました。『現場では会えず寂しかった』と、後日ごはんに行って話しました」と言及。英勉監督は現場の熱量が高いことを示すエピソードとして、「100人、200人ぐらいで戦ってるから『カット』の声が届かない」と語った。
間宮は稀咲を演じるうえでの苦労を聞かれ、「前作は出番も少なく効果的に出てくる感じでしたが、今回は長めのセリフもあって、稀咲はどうやってしゃべるんだろう?と考えながら演じましたね」と回答。「大変だったことと言えば、朝メイクをしていたら、そこにいる爪の黒い人(山田)が『黒いマニキュアって持ってない!?』ってやってきて」と続けると、山田が「北村匠海くんがライブでマニキュア塗ってるのを見てカッコいいなと思って。まさかバラされるとは……」とタジタジになる。
杉野は「これだけ年齢の近い人と共演することもなかなかないので、学校を卒業するような気持ちで寂しい。特に自分は現代パートだったのでシュッとした場面ばかりでしたが、熱量があるシーンはうらやましいなと思っていました」とコメント。今田は「ヒナタはタケミチにとって安心できる場所。観客の皆さんにもそういうふうに思っていただけたらうれしいですね」とほがらかに述べる。眞栄田は廃車場でのタケミチとのシーンについて「“食って”やろうかなと思っていました」と明かすと、北村も「すごい蹴りでした」と述懐する。
撮影で印象に残ったことを聞かれ、「自分のアクションに精一杯で記憶がないんですよ。everyday do my bestでした」と清水。そんな清水のアクションを受けた山田が「彼のbestが僕のsoulに……」と続けると、間宮から「ダセェ映画だと思われるから!」とツッコミが入る。高杉は「(現場では)ゲームのこととかたわいもない話をしていましたし、男子校のようでしたね。そういう話をしすぎていて記憶がないです」とほほえんだ。
出演者の逮捕・送検を受け、製作委員会で協議が重ねられた結果、再撮影・再編集は行わず予定通りに公開された同作。最後に北村は「正直、公開できるかわからなかったです。僕は、自分1人でも舞台挨拶がしたいと伝えていました。そう思っていたらみんな、集まってくれました。自分を恨むような時間もありましたが、この映画を純粋に観てほしいという思いでやってきました。僕たちがこの映画に費やしてきた時間に嘘はないし、真摯に頑張りました。どうかこの映画を愛していただきたいです」と語り、イベントを締め括った。
■ 「東京リベンジャーズ2」
前編「血のハロウィン編 -運命-」公開中
後編「血のハロウィン編 -決戦-」2023年6月30日(金)公開
原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』KC)
監督:英勉
脚本:高橋泉
配給:ワーナー・ブラザース映画
出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮
(c)和久井健/講談社 (c)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会