結婚式では、親しい間柄の人たちの本性が見えることがある。友人と絶縁することもあるようだ。30代後半の女性(東京都/企画・マーケティング・経営・管理職/年収750万円)は自身の結婚式で、「元友人(以下、友人)」から欠席連絡を受け取った。過去には、友人の結婚式に遠方から駆けつけたにも関わらずだ。しかも友人は欠席理由に、子どもをダシに使った節もあるようで……。
「お子さん連れで移動は難しいとのこと…そんなことはどう考えても予想できたはず」
女性は自身の結婚式の約7年前に、友人の結婚式に参加していた。都内から地元の田舎の会場まで新幹線とローカル線を乗り継ぎ、かかった交通費は往復で4万円ほどだったという。友人が交通費として包んでくれた2万を差し引いても、ご祝儀の3万円を含めれば5万円の出費だった。
ご祝儀には料理や引き出物の代金が含まれているものだが、女性は自身の結婚式をきっかけに、それすら文句を言いたい心境へ変わったのだろう。
女性は、遠方から友人の結婚式に参加したのだから、当然、自身の結婚式に友人が参加してくれると思ったとしても不思議ではない。実際、友人は「お子さんを連れて出席すると快諾」したという。他にも子連れの参加者はおり、「気兼ねなくどうぞ」と女性は答えたそうだ。
ところがその後、友人から思いもよらぬ連絡が届いた。
「招待状も席次表も印刷が全て終わったあとに突然の欠席連絡…お子さん連れで移動は難しいとのこと…そんなことはどう考えても予想できたはず」
というのは、現在の女性には、当時の友人の子と同じくらいの年齢の子どもがいるという。その年齢なら夫や、友人宅から近い実家に預けるなど、「色々と方法はあっただろうにそれらも検討すらしてない雰囲気での欠席連絡」だったことに、今も納得がいかないようだ。
「席次表の印刷のやり直し、席次の考え直しもあり追加費用が数万もかかってしまい…3万円のお祝いは自宅に届きましたが、引き出物を準備する気にもならず。その後連絡がきてもとらなくなりました」
ただでさえお金のかかる結婚式で、余計な出費は避けたいところだ。止むを得ない事情ならともかく、友人からは誠意が感じられなかったのだろう。ただ、3万円のご祝儀を送り返すほうが後腐れはなさそうだが。
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