インスタグラマーの年収はトップクラスになると数千万円にもなるというが、実際のところどの程度稼げるのだろうか。
ソーシャルワイヤーは6月、インスタグラマーの年収・職業についての調査結果を発表した。調査は5月に実施し、同社運営のインフルエンサーサービス「Find Model」の登録者でフォロワー数１万人以上のインスタグラマー444人から回答を得た。
インスタグラマーとしての活動を本業としている人は21.8％。昨年（13.4％）より8.4ポイント上昇した。平均フォロワー数は3万7523人で、本業インスタグラマーは5万1366人、副業だと3万3654人となった。
なお、副業インスタグラマーの本業は「会社員」（48.4％）が約半数で最多。以降、「フリーランス・個人事業主」（9.2％）、「主婦」（7.8％）、「モデル」（7.8％）、「パート」（7.2％）、「学生」(2.6％)と続く。
平均年収はフォロワー12万人以上だと445.6万円以上に
インスタグラムを通じて得た年収の平均は、全体で110.5万円。本業だと288.5万円、副業だと60.1万円となった。
本業インスタグラマーの昨年の平均年収は411.9万円だった。今年は年収が下がったことになるが、同社によると本業インスタグラマーが増えたことが影響しているという。また、最高年収は昨年の3000万円から今回調査では7000万円と大きく伸びた。なお本業インスタグラマーが全SNSを通じて得た年収は平均395.7万円で、中央値は180万円となった。
平均年収をフォロワー別にみると、「1万人以上3万人未満」で36.9万円、「3万人以上6万人未満」で187.8万円、「6万人以上9万人未満」で190.2万円、「9万人以上12万人未満」で232.2万円、「12万人以上」だと445.6万円だった。また、アカウントを開設してからインスタグラマーとしてＰＲの仕事を受けるまでは平均2年だった。
