結婚式という晴れ舞台で、どうか無事に終わりますように…という新郎新婦の願いも虚しく、アクシデントは意外と起きるものかもしれない。
その中でも、衝撃的なエピソードが40代後半の男性(医療・福祉・介護/年収700万円/愛知県/既婚)から寄せられた。男性は出身地の沖縄で、今時では珍しく約300人も招待して「沖縄独特の結婚式」を挙げたという。
「妻の母がいきなり私に抱きついてきて『もうダメっと』意識を失ってしまいました」
式では友人たちによる余興なども行われ、約300人の招待客たちはたいそう盛り上がったようだ。終盤、妻から両親への手紙の朗読が行われた。招待客ももらい泣きすることがあるクライマックスの場面だ。
手紙を読み終えると、男性と妻は両親に花束を手渡したが、
「その時に妻の母がいきなり私に抱きついてきて『もうダメっと』意識を失ってしまいました」
その場は騒然としたことだろう。ただ運の良いことに、男性は看護師で招待客の中にはたくさんの医師もおり、すぐに救急車で男性が働いている病院に搬送してもらうことができた。
診断結果は、くも膜下出血という深刻なものだったが、幸い対応が早かったため、男性の義母は麻痺なども残らず現在も生活できているという。男性は、「もし、あの場に医師などがいなければ(義)母は控え室で横になっており、予後も悪かったのではないか」と振り返った。
男性は、式の後に妻と新婚旅行に行く予定だったがキャンセルし、病院の近くのホテルに2週間滞在して看病したそうだ。
「今では、私たちの新婚旅行は病院だったねーと笑い話になってます」
新婚旅行のキャンセルは残念だが、2週間の義母の看病を通して、男性は妻との絆をさらに深めたことだろう。
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