ロシアを拠点に世界に16店舗ものネイルサロンを展開する「Nail Sunny」が、奇抜なネイルデザインでSNSを炎上させている。同ネイルサロンは過去にも死んだ海老の頭を指先につけたり、小さな水槽に魚を生きたまま閉じ込めて指先につけるなどして非難が殺到していた。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。
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今年2月9日にネイルサロン「Nail Sunny」がInstagramに投稿したネイルのデザインの動画が多くの不評を買っている。そしてこれを英メディア『The Mirror』が、今月23日に紹介したことでさらに注目が集まった。動画には「あなたは好き? 嫌い? あなたの意見をコメントで」と綴られており、新作のデザインをネイルに施す様子が映し出されていた。
動画には淡いピンク色のネイルが施された指先が捉えられており、これでも十分素敵に見えるのだが、さらにこの上に食品用ラップフィルムのようなシートを被せ、ネイルとシートの隙間に黄味がかった液体を注入している。
そして、その上を肌色で塗って覆い尽くすと、赤く盛り上がって膿んでいる吹き出物のようなネイルアートを施したのだ。動画の最後には、ネイルから飛び出た“吹き出物”を潰して黄味がかった膿のようなドロッとした液体を絞り出す様子が映し出されている。
動画はこれまでに57万4千回以上も再生され、このような声が寄せられた。
「もうフォローを解除するわね。」
「あなたたちは一線を越えてしまったわね。これはもう創造性ですらないわ。」
「これがどれだけ酷いか伝えるのに言葉が見つからないわ。」
どうやら動画を目にした多くの人々が不快に感じ、中にはフォローを解除した人もいたようだ。同ネイルサロンは過去にもアリやエビに魚といった生物を使ったネイルデザインをInstagramで紹介し、「動物虐待」とまで言われて炎上していた。しかしながら、これらの奇抜なネイルデザインは「Nail Sunny」の知名度をあげるのに一役買っているようにも見える。
画像は『International network of beauty salons 2023年2月9日付Instagram「ВАШ ОТВЕТ В КОММЕНТАРИЯХ」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)