アウディのフラッグシップセダンとして君臨する『A8』と、そのロングホイールベース版『A8 L』に、伝家の宝刀たる前後不等分トルク配分のquattro(クワトロ:フルタイム四輪駆動)とプラグインハイブリッド(PHEV)を初めて組み合わせた『A8/A8 L 60 TFSI e quattro』が登場。6月26日(月)より販売が開始されている。
1994年の初代デビュー以来、ブランドのスローガンでもある“Vorsprung durch Technik(技術による先進)”を具現化してきた『A8』も現行で4代目を数え、昨年には3年半ぶりの大幅アップデートを実施して最新のデザイン言語を採用。現在においてもフルLEDヘッドライトや最先端のドライバーアシスタンスシステム、最新のMMIインフォテイメントを搭載する旗艦モデルとなっている。
その『A8』に追加された“60 TFSI e quattro”は、同社にとって『A3スポーツバックe-tron』以来、約8年ぶりのPHEVとなり、初の“クワトロ”プラグインともなっている。
この『A8/A8 L 60 TFSI e quattro』導入に際し、アウディは2023年12月31日までの登録を条件としてe-tronチャージングキットプラス(8kWチャージャー、チャージングケーブル、ウォールブラケットの3点セット)、もしくはチャージングキット(3kW)の充電設備工事代金をサポートする。『A8/A8 L』ともに左右ハンドル仕様が用意され、価格は『A8 60 TFSI e quattro』が1320万円、同『A8 L 60 TFSI e quattro』が1485万円(ともに税込)となっている。