働き始めた20代から、中堅以上になっているはずの40代では、考え方は変わっていくものだろう。40代前半の男性(神奈川県/技能工・設備・交通・運輸/年収550万円)は、
「なんか上からの景色を見てみたいと思ってやたらと背伸びしてた20代……」
と自身の20代から40代を振り返った。(文:永本かおり)
「なんか資格取っとけばまた違ったのかなぁ」
男性は、20代を仕事に熱中して励んだようだ。そうする中で「結婚など人生のイベントを経て」、30代ではこんな変化があったという。
「20代みたいにずっと現場に入らなきゃならない状況に嫌気がさしてもう少し自分の時間を取れたらなぁと思い転職した30代……」
自身のキャリアと生活に向き合い、より良くするため行動に移していた。ただ、現在までに満足のいく結果には至っていないようだ。
「あー、これ以上の年収は上がらないし、30代で何もできなかった失望感となんか資格取っとけばまた違ったのかなぁと思う40代……」
「努力でどうにかなることと、どうにもできないこと…ってやはりあるなぁ」
と嘆息した。おそらく40代の現在は昇給も頭打ちで厳しい現実を痛感しているのだろう。困難を乗り越えて幸せを感じられる50代になるといいのだが。
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