正社員に比べて気楽でいい…そんなふうに言われることも少なくない派遣社員だが、つらいこともあるものだ。
大阪府に住む40代後半の女性(年収150万円)が勤務する職場では、派遣社員は名前ではなく、必ず「派遣さん」と呼ばれるという。さらに、コロナ禍に伴い在宅勤務が解禁される中、「派遣社員はダメで正社員や契約社員は週3日在宅勤務をしていた」というから、何とも不公平だ。(文:KZ)
「待遇は派遣でも仕事は正社員と同等のことを求められる」
茨城県に住む50代後半の女性(年収200万円)は、「待遇は派遣でも仕事は正社員と同等のことを求められるのが一番の不満です」と語る。彼女が働く会社では、正社員の定時よりも1時間短い7時間勤務ができるという派遣ならではの利点があるとしつつも、「時給はずっと変わらず、でもベテランなんだからなどと言われるのはイマイチ納得いきません」と嘆く。
職場は、人間関係が良好で忙しくもなく、自宅からも近いとのこと。メリットが多いため「やめたくはない」としながらも、「とにかくもう少し時給は上げてほしい」と切実な思いを綴っていた。
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