面接時にかかる交通費をはじめとした諸経費は意外と馬鹿にならない。にもかかわらず、会社へ出向いた際に邪険に扱われたら、腹が立つというものだ。(文:KZ)
神奈川県に住む30代後半の男性(設備・交通・運輸/正社員・職員/年収350万円)はリーマンショックの時期に、神奈川県茅ケ崎市から東京都・駒込にある設備メンテナンスの会社まで面接を受けに出掛けたという。
太っていたことで「無理」と判断される
しかし、面接の場にいた同社の社長は、彼を一目見た瞬間「何も聞くことはない」と一蹴。どうやら、男性が太っていたために、「無理」だと判断されたそうだ。体格が関係する職種であるなら説明してほしいところだが、隣に座る女性の面接官が質問している間にも、社長は堂々とあくびをしていたというから、失礼な話だ。
男性によると、面接のために往復2200円以上の交通費を自腹で支払う羽目になったとのこと。わざわざ遠出したのに「無駄な一日を過ごした」と憤るとともに、当時アルバイトをしながらやりくりしていたこともあって、「履歴書や証明写真など諸経費もかかり辛かった」と振り返った。
また、愛媛県に住む50代前半の男性(建築・土木技術職/正社員・職員/年収300万円)は、釣具屋の面接で、指定の日時に訪問したところ、社長から「何のご用でしょうか?」と聞かれたという。「今日の○時に面接の約束してた者ですが」と名乗るも、社長は「あー、今忙しいので明日にしてください」とまさかの返答。男性が「ふざけるな!」と憤り、「それ以来、その釣具屋では買い物をしていない」という行動を取るのも致し方ない。
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