人手不足がひど過ぎて有休消化がままならない、という職場は珍しくないだろう。富山県の30代男性(技能工・設備・交通・運輸/年収350万円)は、「当時は人がいなく同じ職場で2名休むと業務に支障がでる」という状態で、こんな酷い目に遭ったという。
「指定有給(有給消化義務の年5回の有給取得日)の3日前から、上司が遊びに行くために俺に有給を無しにしろって3時間くらい言って来た」
企業は原則、有給休暇が10日以上ある従業員に年5日は有休を取らせなくてはならない。ところが上司が部下より自分の有休を優先しようとするのだからやりきれない。
「休みたくても我慢して業務を回していた」それなのに
神奈川県の50代男性(事務・管理/年収500万円)は
「無能な人事部のせいで人を採用できず、人数が少なく休みたくても我慢して業務を回していた」
と無理をして働いていたことを明かす。ところが人事から指導が入ると、年度末に
「(有休を)業務に穴をあけないように工夫して消化しろ!」
と上司に言われたという。休みたくても代わりの人員を増やすか業務量を減らすかしなければ無理な話だ。誰かが有休を取得しても業務に穴をあけないように調整するのが管理職の仕事だろう。男性はこのとき
「あまりの理不尽さに人事と上司に大激怒しました」
とさすがに耐えかねた当時を振り返った。
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