親友にはあるがままの自分を曝け出して受け入れてもらいたいと思う人もいるが、さらけ出された側が受け止めきれない場合もあるだろう。
滋賀県の20代前半の女性(滋賀県/建築・土木技術職/年収350万円)には、「小学生の時に、転校してきた私を彼女がみんなの輪の中にいてれくれて、それがきっかけで親友になった」という10年来の親友がいた。しかしある一夜の出来事をきっかけに、絶縁したという。
「あまりのモラルのなさに怒りが湧いてきた」
女性が20歳の時、転勤中だった女性のアパートに親友が遊びに来た。近くで行われるコンサートに行くためだったという。そこは会社の名前で借りたアパートだったため、親友にはあらかじめ「夜騒がしいと会社に連絡が入るから」と断りを入れていた。
にも関わらず、「彼女(親友)はお酒が飲んでハイに」。この時すでに23時を回っていたため、女性は「静かにして欲しい」と注意した。すると、何を思ったのか親友は大きな声で、
「私は今、会社の人と不倫関係にある」
という爆弾発言をしたのだ。突然の暴露に、女性は動揺した。
「不倫をよく思っていない私にそんな話をするなんてと、あまりのモラルのなさに怒りが湧いてきた」
さらに苛つくことに、
「『不倫は、自分だけじゃなく、相手の家族も傷つくからやめて』と止める私をよそに彼女(親友)はそこから2時間ほど不倫について話し続け、自分だけスッキリしたように眠りについた」
というから、友人は失望されても止むを得ないだろう。お酒の影響を差し引いたとしても、嫌がる女性をよそに2時間も不倫話を続けたのだから。女性はこう書いている。
「私は後片付けをしながら、もう彼女とは会わないと決めた。そして、次の日彼女を見送って、連絡を絶ってもうすぐ3年が経とうとしている」
不倫は家庭だけでなく友情をも壊すことがあるようだ。
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