走行はスケジュールどおり8時30分にスタートし、小高一斗(KONDO RACING)を先頭に各車コースインしていく。各ドライバー、コースとマシンのチェックを行い、数周のアウティングを終えた段階でトップに立ったのは1分22秒868を記録した野尻だった。これにセッション2トップの山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、前戦SUGO優勝の宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)が続く。また、B-Max Racing Teamから今回エントリーしている大津弘樹は、松下信治のマシンである50号車に乗り込み走行を開始している。
残り15分ごろになると、各ドライバーはピットに一度マシンを戻してタイヤを交換し、予選シミュレーションへ移っていく。まずライバルに先行してタイムを更新したのは小林可夢偉(Kids com Team KCMG)で、1分22秒617を記録し2番手に浮上する。
その後は牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、山本がタイムアップを果たし2番手、4番手に。さらに、前戦SUGOでポールポジションを獲得した大湯都史樹(TGM Grand Prix)、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)らが自己ベストタイムを更新するも、6番手、7番手とトップに迫るには至らず。最後に大きく順位を上げたのは佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)で、トップの野尻から0.016秒差の1分22秒526を記録して2番手につけた。