現地時間22日午前10時48分、遠隔操作の水中ビークルを投入して大規模な捜索を行っていたアメリカ沿岸警備隊は、タイタニック号付近の海底で潜水艇「タイタン」の破片が散らばっている場所を発見し、専門家による分析が行われていると発表した。また正午過ぎには、第1沿岸警備隊管区のジョン・モーガー少将(Rear Adm. John Mauger, the First Coast Guard District)が記者会見で、潜水艇の捜索中に発見された破片は「壊滅的な圧壊が起こった場合と一致する」と述べた。また数日間行方不明になっているタイタンの乗組員に生存の見込みはないとして、家族へ哀悼の意を表した。
画像は『OceanGate Expeditions 2023年6月1日付Twitter「Despite being in the middle of the North Atlantic」』『9News 2023年6月23日付「All five passengers on board missing Titanic submersible dead after ‘catastrophic implosion’」(9News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)