理不尽な社員やルールが存在する職場では働きづらい。神奈川県の30代女性(事務・管理/年収500万円)は、「一昔前」に勤めていた職場の同僚について
「職場の50代の女性は、嫌いな人には無視をする人でした」
と打ち明ける。女性はこの社員の言動に嫌な思いをし、退職の道を選んだ。(文:コティマム)
「あなたにおはようございますなんて言われたくないわ」
ある朝、その50代社員に「おはようございます」と挨拶すると、
「あなたにおはようございますなんて言われたくないわ」
と言われた。しかも「別の社員は『お前なんか死ね』と言われたらしいです」というからますます衝撃だ。社会人としても人としても非常識な態度だが、
「会社はモンスター社員をどうするわけでもなく、放し飼いにしていたせいで沢山の人が退職されました。自分もそのひとりです」
と対策を講じない会社の姿勢も嘆いた。理不尽な社員のせいで、その職場は常に人が入れ替わっていくのだろう。
実父や娘の入院でも有休取れず「シフトの締め切りの後だからダメ」
また神奈川県の50代女性(医療・福祉・介護/年収200万円)は、職場の有給休暇とシフトのルールに納得できない様子だ。
「実父の急の手術のため有休を使おうとしたら、『シフトの締め切りの後だからダメ。親戚のおじさんに行ってもらえばいいんじゃないですか?』と言われた」
しかし「私は一人っ子で父の兄弟は高齢」というから、付き添いは女性がするしかなかっただろう。その後も似たようなことは起きた。シフトの締め切りの後、女性の娘が入院するという緊急事態になったが……
「娘の入院が決まり有給を使おうとしたら、『その日休み予定の人全員に代わってもらえるか(自分の休みの日とトレードするよう)』言われた。全ての人に声かけたが『無理、無理』と断られた」
会社からは、「シフトの締め切りの後の休みの変更はみんな平等なのだから、『あなただけの希望を聞くわけにはいかない』と言われた」という。緊急なときこそ使いたい有給だが、個人の事情を一切顧みない会社側の姿勢はやはり理不尽だ。