床が開き、急滑降するタイプのウォータースライダーに挑戦し順調に滑り降りていたジャーミーさん。この後、恐怖の瞬間が待っていた(画像は『Jami R one 2023年6月10日付TikTok「1st dengan last la aku main benda alah ni ! sangkut mad」』のスクリーンショット) 狭い空間に閉じ込められると、誰でも多少なりとも恐怖を感じるのではないだろうか。TikTokに今月10日、急滑降するはずのトンネル型(パイプ型)のウォータースライダーの途中で止まってしまい、出口が見えずにパニックに陥った男性の動画が投稿されて大きな反響を呼んでいる。心臓バクバクの動画とともに、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
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マレーシア、ペナン州の南西ペナン島地区にある「エスケープ・テーマパーク」で撮影されたウォータースライダーの動画が話題となっている。動画に登場するのは、TikTokユーザーの「Jami R one(以下、ジャーミーさん)」だ。
ジャーミーさんが挑戦したのは、足元の床が開き、真下に垂直に落ちていくスリル満点のウォータースライダーで、プールに落ちるまで外の景色が全く見えないパイプ型だった。
動画では、ジャーミーさんが胸の前で両腕を組み、足元の床が開くのを待っているところからスタートし、かなりのスピードで落下していくのが見て取れる。
ところが約7秒後、ジャーミーさんはトンネル内が二手に分かれる場所で止まってしまい、体勢を立て直して右側に進む。
しかしスピードが上がったかと思われた数秒後、ジャーミーさんは再びトンネル内で停止し、どの方向に進んでいいのか分からずにパニックに陥った。ジャーミーさんはこの時、トンネル内を這いつくばったり、座ったままお尻で移動しながら出口を探し、助けを求めて叫んでいたそうだ。
そしてスタートから27秒後、スタッフがパネルの一部を開けたことで救われたのだった。
恐怖心からか、それまで顔が引きつっていたジャーミーさんはこの時「ああ、助かった!」という安堵の表情を浮かべており、動画には次のようなコメントが寄せられた。
「閉所恐怖症の私には絶対無理。」
「いったいどういうこと?」
「ウォータースライダーの途中で止まってしまったってことよね?」
「男性が着ていたのは水着ではないよね? あれが原因でスピードが落ちてしまったのでは?」
「トンネルの途中に脱出ドアがあるなんて、よくあることなのね!」
「他人事だから笑えるけど、私だったら怖くて泣いているわ。」
「これは怖い。」
「なんだか一緒にドキドキしてしまった。」
「明らかにパニックに陥っているよね。彼女には見せたくないね。」
「あの男性の表情! 頭から離れない!」
「私はこのタイプのウォータースライダー自体が無理!」
「ハッピーエンドで何より!」
ちなみに昨年にはブラジルで、
8歳の男児が点検中のウォータースライダーを滑り、約15メートル下に転落して死亡した 。スライダーはパイプ型でパーツの一部が取り外されていたが、男児はそれに気付かずに滑り降りてしまったようだ。
画像は『Jami R one 2023年6月10日付TikTok「1st dengan last la aku main benda alah ni ! sangkut mad」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)