顧客対応の仕事には、相手が消費者である場合と、企業の担当者である場合があり、クレーマーは前者に多いだろう。
一般消費者を対象にした仕事は困った客に遭遇することも多いだろう。中には、理不尽な要求だろうが何がなんでも通そうとする客もいるようだ。
「現在、オペレーターの業務に就いています」という30代後半の男性(福岡県/事務・管理)は、「~が使えない、すぐに使えるようにするか金を返せ」という電話を受けたという。
「複数の電話を使い対応してくれる相手が出てくるまで電話をかけ続けてきました」
電話の相手は男性で、会社の代表番号にかけてきた。投稿者が詳しく話を聞くと、「そもそもお客様が料金を払っていないため止められていること」に加えて、「別のグループ会社で取り扱っていた」案件であることがわかった。
とんでもない客であることがわかった後も男性は冷静に、「こちらでも情報を持っていないため、そちら(別のグループ会社)にお問い合わせするよう」伝えた。しかし、相手は引き下がらず押し問答に。
すると、別の電話に着信があった。
「別の担当者が電話に出ると、声の主は今代表の窓口に電話をしている男性。その男性は複数の電話を使い対応してくれる相手が出てくるまで電話をかけ続けてきました」
「最終的にその男性一人の電話を全ての担当者が対応する形になり業務にも支障が出ていたため こちらから電話を切らせていただきました」
このクレームは、男性客が「料金を払っていないため止められていること」に端を発している。モンスタークレーマーのエゴイスティックかつ非常識なやり方に、オペレーター一同は怒りを通り越して呆れ果てたことだろう。
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