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スーパーフォーミュラ・ライツ第5戦SUGOは平良響が木村偉織とのバトルを制し連勝を飾る

2023年06月18日 10:50  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ・ライツ第2大会SUGO 平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)
 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦は6月18日、宮城県のスポーツランドSUGOで19周の決勝レースが行われ、平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)とのマッチレース、終盤のセーフティカーランを乗り越え優勝。第4戦に続く今季2勝目を飾った。

 前日行われた第4戦に続き、第5戦の決勝日となった6月18日のSUGOは晴天のもと、朝から気温28度とうだるような暑さとなった。迎えたスタートでは、ポールポジションスタートの平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、2番手スタートの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、さらに3番手スタートの小出峻(HFDP WITH TODA RACING)ともに順調なスタートを切り、トップ3はそのままの順位で1コーナーに入っていく。

 一方、スタートでわずかに遅れてしまったのは4番手のイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)と5番手の堤優威(Rn-sports F320)。6番手~7番手につけていたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)とデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)がこの2台をかわし、4番手を争っていった。

 トップの平良と2番手の木村はレース中盤に至るまでマッチレースを展開していったが、9周目にマスタークラスの3番手につけていた畑享志(A-NeKT with B-MAX 320)がSPコーナーでコースアウト。畑車のフロントウイングがコース上に落下してしまいセーフティカーランとなる。

 これで一気に各車のギャップが接近することになったが、平良はしっかりと14周目のリスタートを決めると、木村を0.764秒差で下し、第4戦に続く連勝を飾った。3位は中盤単独走行となっていた小出で、第2戦以来の表彰台となった。

 セーフティカーのリスタートで、4番手のトゥルーリ以下の集団は激しいバトルとなっていったが、トゥルーリが最後までポジションを守ることに。5位はビダーレス、6位はオオムラ・フラガとなった。マスタークラスは2周目の1コーナーでトップに立った今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が第4戦に続く優勝を飾っている。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第5戦スポーツランドSUGO 決勝結果
PosClassNoDriverCarEngineLapsGridQualify11平良響モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311911’14.418250木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411921’14.48832小出峻HFDP WITH TODA RACINGスピースA411931’14.769437E.トゥルーリモビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311961’14.943551D.ビダーレスB-MAX RACING 320スピースA411971’15.142652I.オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAXスピースA411941’14.807710堤優威Rn-sports F320スピースA411951’14.876836古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ3119121’15.381935野中誠太PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311981’15.49510M4今田信宏JMS RACING with B-MAXスピースA411991’16.51511M30DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320スリーボンド東名TB14F319111’17.363RM53畑享志A-NeKT with B-MAX 320スピースA419101’16.675
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'15.762 3/19