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デザイナー・篠原ともえさんが「Women of Excellence Awards」受賞 – SDGs・リスキリングが高く評価

2023年06月16日 07:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
長年プロフェッショナルとして実績を重ね、後進のロールモデルとして新たに道を切り拓く女性リーダーや傑出したスペシャリストを表彰する「Women of Excellence Awards」(ウイメン・オブ・エクセレンス・アワーズ、日経クロスウーマン主催/グランドセイコー協賛)。



9回目となる今回は、衣装デザイナーとして創作活動に取り組む篠原ともえさんが受賞し、6月10日、日経BP主催「WOMAN EXPO 2023」内で授賞式が行われた。


篠原ともえさんは、現在衣装デザイナーとして創作活動をしており、2020年には夫でアートディレクターの池澤樹氏とクリエイティブスタジオ『STUDEO(ストゥディオ)』を設立。

2022年には、本来捨てられてしまう皮の曲がり線を活かして、日本の伝統衣装・着物に仕立て上げた『革きもの』にてデザイン・ディレクションを手掛け、ニューヨークADC賞において、ブランドコミュニケーションデザイン部門とファッションデザイン部門で二冠を達成。グローバルで幅広い活躍をみせている。



また、星野リゾートOMO7大阪のデザインコンペでは、ユニフォームをジェンダーレスの男女兼用、サイズも4つだけという、作り方の「SDGs」を提案し、実践。さらに、40歳を前にして芸能活動を休止し、母校でデザインを「学び直し(リスキリング)」したことも高く評価され、「SDGs」と「リスキリング」、2023年のこの2大テーマを具現化しての受賞となった。


授賞式には、自らがデザイン・制作した衣装で登壇。今回の受賞に際し「素晴らしい賞をいただき本当に光栄です。“Women of Excellence Awards”をいただくことは人生の糧にきっとなっていくと思うので、これからも丁寧に、好奇心と探求心を持って、創作、クリエイティブを続けていきたいと思います」とコメント。



篠原さんには「Women of Excellence Awards」創設時より協賛しているセイコーウオッチ 代表取締役社長 内藤昭男氏から、副賞のグランドセイコーが贈られた。(CHIGAKO)