JR東日本、廃車が進む651系「検修庫で収める勇姿」撮影会を7月開催

JR東日本大宮支社は15日、廃車が進む651系の2編成を検修庫内に並べ、運転台見学と車内見学も楽しめる撮影会「651系 Thanks Day ～検修庫で収める勇姿～」を7月8・9日に大宮総合車両センター 東大宮センター(東大宮操車場駅構内)で開催すると発表した。


交直流特急形電車651系は1988(昭和63)年から製造され、常磐線経由の特急「スーパーひたち」などで活躍。2023年3月のダイヤ改正で特急「草津」「あかぎ」から引退し、現在は順次廃車が進んでいるという。撮影会では、651系の運転台と車内を見学・撮影できるほか、検修庫内で車体床下や屋根上の機器を間近で見学可能。あらゆる角度から651系を楽しめる。

7月8・9日ともに第1回(9時10分から12時20分まで)・第2回(13時から16時10分まで)の2回開催。車内を見学・撮影できる651系は1編成のみ、651系に常磐線特急系統の表示はなく、前面表示器に「水上」号の表示もないとのこと。三脚の持込みは可能だが、脚立等は持込み不可となる。


申込みは「JRE MALL」大宮支社にて、6月23日10時から受付開始。発売額は2万円。対象年齢は18歳以上とされ、各回16名(合計64名)の定員に達し次第、受付を終了する。（木下健児）