Text by CINRA編集部
映画『ソウルに帰る』の公開日が8月11日に決定。予告編、ポスター、場面写真が到着した。
ダヴィ・シューが監督・脚本を務めた同作は韓国で生まれ、フランスで養子として育てられた25歳のフレディが初めて母国に戻り、友人の力を借りて実の両親を探し始める物語。昨年『カンヌ国際映画祭』ある視点部門に出品され、今年の『ボストン映画批評家協会賞』で作品賞を受賞した。
フレディ役を演じたのは、初映画出演となる韓国系フランス人アーティストのパク・ジミン。
予告編はフレディがソウルで出会った友人たちと酒を酌み交わすシーンからスタート。生みの親への複雑な思いや、フランス人でもあり韓国人でもある自分の出自に戸惑う様子、「何もかもぶっ壊したい気分」と話す姿が映し出されている。
ソウルの夜の街に佇むフレディの表情を切り取ったポスターは、フレディの出自をふまえてフランス語タイトル『Retour à Séoul』を打ち出したビジュアルとなっている。
場面写真には、フレディの父親役を演じたオ・グァンロクや、キム・ソニョン、グカ・ハンらキャスト陣の姿が写し出されている。