女優スカーレット・ヨハンソン(38)が、米ニューヨークで開催された映画『アステロイド・シティ』のプレミア上映会に出席した。スカーレットは、会場のレッドカーペットにウェディングドレスのような白いドレスを着て登場し、大きな注目を集めた。ブロンドヘアをカールしたスカーレットの姿は、1950年代に活躍した女優マリリン・モンローを思わせる雰囲気を醸し出していた。
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現地時間13日、ニューヨークにあるコンサートホール「アリス・タリー・ホール(Alice Tully Hall)」でウェス・アンダーソン監督の新作映画『アステロイド・シティ』のプレミア上映会が行われた。
会場のレッドカーペットでは、本作に出演したスカーレット・ヨハンソンをはじめ、トム・ハンクス、ジェフ・ゴールドブラム、ジェイソン・シュワルツマン、マーゴット・ロビー、ジェフリー・ライト、エイドエリアン・ブロディなどの豪華キャストが勢揃いした。
その中でもひときわ存在感を放っていたのは、白いロングドレスを纏ったスカーレットの姿だった。彼女が着ていたのは、米ドレスブランド「キャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)」の2024年リゾートコレクションによるものだ。同ブランドはブライダルラインも展開しており、スカーレットが選んだのはウェディングドレスとリゾート用ドレスを合わせたようなデザインだ。
ストラップドレスの上半身にはシャーリング加工が施され、胸の中心には大きな白い花のモチーフが装飾されている。背部は大きく開いており、スカーレットの背中に入れたバラのタトゥーを見ることができる。
ドレスはヒップの下までがタイトなシルエットで、アンクル丈のギャザースカートの裾からは煌びやかなパンプスが覗いている。
スカーレットはカールしたブロンドヘアを片側に流し、パールとダイヤモンドのドロップイヤリングを着けていた。メーキャップはラメ入りのアイシャドウと淡いピンクの口紅をつけており、明るい印象に仕上げられていた。
映画『アステロイド・シティ』は、1955年の米国の砂漠にある架空の町「アステロイド・シティ」を舞台にした物語だ。そして今回、スカーレットがレッドカーペットで披露したヘアスタイルやドレスも、この時代に活躍した女優マリリン・モンローからインスピレーションを得たような雰囲気だ。
1955年公開の映画『七年目の浮気』では、真っ白なドレスを着たマリリンが地下鉄の通風口に立ち、スカートが風で巻き上げられる有名なシーンがあった。
なおスカーレットは、5月に第76回カンヌ国際映画祭で開催された映画『アステロイド・シティ』のワールドプレミア上映会にも出席していた。
会場のレッドカーペットで、スカーレットは「プラダ」によるカスタムメイドのイブニングドレスを纏い、夫でコメディアンのコリン・ジョストと並んで写真撮影を行った。淡いピンクのドレスは胸元にビーズを配した白いブラジャー付きで、今回のドレスと同様に背中のタトゥーが見える背部が大きく開いたデザインだった。
画像2~4枚目は『Asteroid City 2023年6月13日付Instagram「NYC premiere」、2023年6月13日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)