6月12日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているLCRホンダは、第7戦ドイツGPに前戦で右足を骨折したアレックス・リンスの代役を立てないことを発表した。
イタリアのムジェロ・サーキットで開催された第6戦イタリアGPのスプリントレースで、リンスは4周目の8コーナーでクラッシュを喫して右足を負傷した。
メディカルセンターに向かった後、フィレンツェ市内の大学病院にヘリで運ばれて精密検査を受けた結果、右足の脛骨と腓骨を骨折していたことが判明しており、手術を受ける予定だ。
3連戦のため、リンスは第6戦イタリアGPの決勝レース、第7戦ドイツGP、第8戦オランダGPも欠場することとなっている。そんななか、LCRホンダは第7戦ドイツGPにリンスの代役を起用しないことをアナウンス。中上のひとりで参戦することが決まった。
なお、第8戦オランダGPについては規則により代役ライダーを参戦させる必要がある。