日夜、無遠慮に生活空間へ侵入してくるご近所の騒音。それを鎮めるために、思わぬ代償を払う羽目になったというエピソードが寄せられた。
千葉県に住む30代後半の男性(事務・管理/年収600万円)は昔から耳がよく、集合住宅の騒音問題に悩まされていたというが……。(文:KZ)
「交通事故レベルのドン!という音がした」
以前住んでいた鉄筋コンクリートのマンションの階下には、若い夫婦が住んでいたという。2人とは挨拶を交わすなどの交流があり、悪い印象を抱いているわけではなかったそうだ。
ところが、サッカーワールドカップ期間中のある夜、事件が起きた。夫婦は友人を呼んでパーティーを催し、夜中にもかかわらず大盛り上がり。夫婦はこれまでも度々、夜中に友人を家に招待していたらしく、男性は何度か注意の意味も込めて、玄関のチャイムを鳴らしたことがあったそう。
そんな経緯もあって、「こちらも大きな音を出せば、いい加減気づくだろう」と思い立った男性。
「足を踏み鳴らしたくらいでは気が付かないと思って、全力でジャンプし、かつ着地のクッションをつかわず自分の全体重を床にかければデカい音がすると考え実践しました」
すると
「交通事故レベルのドン!という音がした」
これにより下は静かになったものの、男性は足に激痛を覚えて歩行困難に。翌日病院へ行ったところ、骨折はしていなかったが「足の裏の筋肉がすべて断裂している」との診断結果だった。これはシャレにならない。
ちなみにそれ以降、下の家はそこまで騒音を出すこともなく、ほどなくして引っ越して行ったという。理由は「私では無く家の都合のようでした」とのことだ。
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