Text by CINRA編集部
NHKスペシャルの大型シリーズ『ヒューマンエイジ 人間の時代』がNHK総合で放送。鈴木亮平のコメントが到着した。
繁栄を極める一方で異常気象や環境破壊など地球に危機をもたらしている「人間」。今年6月から放送100年を迎える2025年にかけて年数本のペースで放送される同番組では、鈴木亮平と共に多様な分野の専門家たちが繰り広げる談義を交えながら「人間の本質」を探求する。
6月11日21:00から放送される第1集「人新世 地球を飲み込む欲望」では最新の脳科学、人類学、歴史学などから「人間ならではの欲」のメカニズムを明かす。
6月18日21:00から放送の第2集「戦争 なぜ殺し合うのか」では、なぜ人間は「戦争をする生き物」になったのかを探究。考古学や人類学の最新研究では人間が獲得した「ある特別な能力」と戦争の関係、脳科学の最新研究では人間に備わった「仲間と助け合う本能」が「強い攻撃性」を促してしまうメカニズムが見えてきたという。
【鈴木亮平のコメント】
大きなテーマで、ますます人間が不思議になりました。人間の「もっと、もっと」と欲しがる気持ちはおそらく誰にでもあるし、それがあるから今の僕たちの繁栄がある。でもそんな人間が今、地球全体に危機を及ぼすような存在になっていて、しかもそのことに僕ら自身が気づいている。美しい地球環境を残したいと思うのも、結局自分たちのためですし、自分が思ったことを実現する力は、僕がすごく好きな「人間の力」なので、そういう方向の人間の欲を信じたいなと、番組を通して思いました。