学生時代は仲良くしていた友人と、大人になってからそりが合わなくなることもある。神奈川県の40代女性(事務・管理/年収350万円)は、結婚・出産を機に人が変わってしまった友人への憤りを綴った。
「お互い独身でしたが、彼女が35歳のときに結婚したのをきっかけに結婚マウントが始まり、ウンザリしてきた頃に妊娠が発覚」
「(友人は)“妊婦さま”に変貌し、結婚マウントと妊娠マウントが重なり。(私は)距離を置くことにしました」
女性いわく、その友人のSNSのコメント欄には「配慮がない言葉」が並んでいたという。(文:福岡ちはや)
「ウチらと同じくらいの年で結婚すらしてない人もいる。ウチらは勝ち組だよね」
その友人はSNSで出産報告してきたため、女性はコメント欄へお祝いの言葉を残した。それに対する友人の返信は、
「○○もまだ産める年齢だから諦めちゃダメだよ!がんばれー」
だった。女性は「私は病気で子どもが産めないうえ、彼女もそのことは知っているのですが……」と不快感をあらわにする。
また、コメント欄に並ぶ友人と別の人のやりとりが、さらに女性を傷つけた。
「出産おめでとう!いろいろと言ってくる人もいるかも知れないけど、ウチらと同じくらいの年で結婚すらしてない人もいるんだから、そんな人に比べればウチらは勝ち組だよね」
「そうだよね!負け組の言うことなんて気にしないよ!」
女性は「私は負け組だと思われていたようです」とこぼし、
「ものの考え方は自由ですが、そのやりとりは誰でも見れるSNSのコメント欄ではなく、個人的にすればいいのに。それともわざと?」
「すぐにSNSもLINEもブロックして、以後絶縁しました。数年後に町で声をかけられましたが、『久しぶりー』とだけ言って、すぐに立ち去りました」
と明かした。直接投げかけられた言葉ではないにせよ、勝手に人を“負け組”扱いしてくるとは、なんとも失礼な話だ。
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