店員にありもしないミスをでっち上げるのは、悪質すぎるクレームだ。ある30代後半の男性（大阪府／サービス・販売・外食）はコンビニで
「さっきフライドチキン買ったのに入ってなかった」
と主張する女性客を見たという。しかし、店員さんが防犯カメラで確認を取ると、「その日その女性客は来店してなかった」という事実が判明。どうやら店員さんに嘘の苦情を言う常習犯だったようだ。（文：永本かおり）
「警察に御用になりました」
コンビニで昼食を買っていたという男性は、こんな光景を目撃した。
「ひとりのお客さんが入店して一直線にレジに行きパートさんに『さっきフライドチキン買ったのに入ってなかった』と言いだしました」
いきなりクレームをつけていた女性客は、40代後半くらいだったという。これが本当ならきちんと対応してもらうべきだ。
「パートさんは落ち着いた対応でレジの販売記録を見ながら『何時頃に来ました？』『他に買った物はなんですか？』と聞いてると女性は『そんなん覚えてない。とにかく入ってなかった！！』と突っぱねます」
店員さんは話を聞いて事実確認をするも、女性客は質問に答えることなく独りよがりの主張を続けていた。すると、
「もうひとりのパートさんが防犯カメラでも確認とるとその日その女性客は来店してなかったようです」
なんと、その女性客は来店もしておらずクレームをでっち上げていたことがわかった。女性客は、あわよくばフライドチキンを無料でもらおうとでもしていたのだろうか。
しかし、クレーム内容が嘘だとわかっても女性客は「そんな訳ない、あんたらが嘘ついてる」と反抗し続けたという。結局、店側がこう対応したことで、これまでの女性の悪行が明らかになった。
「呆れた感じで対応してたパートさんが『今、警察を呼んでます』というと慌てて逃げ去ろうとする」
「もうひとりのパートさんが立ちはだかり、頼まれて自分も含めた数人でその女性が逃げないように囲みました」
「数分後に警察が来たら、どうも常習犯らしく今度やったら脅迫で逮捕すると言っていたらしく警察に御用になりました」
何度もモラルに反した行為を繰り返していた女性。こういったクレーマーは許されない。
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