自己中心的な言動ばかりする友人とは、付き合いきれないものだ。東京都の60代女性(教育・保育・公務員・その他/年収700万円)は、とつぜんの訃報で約束をキャンセルしたところ、ありえない文句をつけられ絶縁したことを回想した。
もともとは友人の夫が他界したのを機に「1人でお食事をするのが寂しく面倒と思われるのか、頻繁に外食に誘われるようになりました」と綴っている。(文:林加奈)
「楽しくないお食事に付き合うのが苦痛になってきました」
「何度かご一緒するうちに、話題がいつも彼女の病気、けがのことばかりになり、挙句私も面識のある方の悪口が多々出るようになり、楽しくないお食事に付き合うのが苦痛になってきました」
女性は彼女の誘いを「予定が入った」とやんわりと断ったこともあった。するとその友人は「じゃあ、この日なら大丈夫ね」と、半ば強引に代替日を設定してきたという。
「その前日の朝、8時過ぎにお電話があり、『店から確認の電話があったが、明日は大丈夫ね?』と。その時は何の支障もなく、了承の旨を伝えました」
「が、当日朝、別の友人からお母様が亡くなったと連絡が入り、急遽行かなければならなくなってしまいました。そこで、彼女には急いで夕食のキャンセルの電話を入れました」
友人は電話に出ず、女性も運転しなければならなかったため、メールで事情を説明した。するとこんな返信があったという。
「昨日、確認してましたので。驚くばかりです。キャンセルしにくく、困っております!もう少し早くご連絡いただければ助かりました」
「これには心からびっくりし、悲しく残念な気持ちでした。この方は人の生死より、店のキャンセルの方が問題で、そのためにはもう少し早く亡くなればよかったと言っているように思え、もう私はお付き合い出来ないと思い、以後一切の連絡を断ちました」
たとえ前々からの約束があったとしても、通夜葬儀ともなれば予定をキャンセルするのは仕方のないことだ。夫を亡くした友人こそ理解を示してほしかったところだろう。
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