そのため、実際に走ったのはビエルゲと、スーパースポーツ世界選手権(WSS)にMIE MS Racing Honda Teamから参戦しているタラン・マッケンジーだった。長島哲太はピットにはいたが、4月末にテストで足を負傷しており、バイクを走らせられない状態。2022年鈴鹿8耐の勝者である長島、レクオーナ、そして高橋巧はコース上に現れることはなかった。
トップタイムはAutoRace Ube Racing Teamで、津田拓也が記録した2分06秒972だった。津田はマシンの確認を少し行っただけで、このテストから招集したハフィス・シャーリンとダン・リンフットにマシンを託していた。
2番手はTOHO Racing(清成龍一/國峰啄磨組)の2分07秒059、3番手はTeam HRC(タラン・マッケンジー/チャビ・ビエルゲ組)の2分07秒096、昨年はTeam HRCのリザーブライダーだった水野涼を擁すAstemo Honda Dream SI Racing(渡辺一馬/作本輝介/水野涼組)は4番手だった。