Text by CINRA編集部
6月9日公開の映画『リトル・マーメイド』の新映像が到着した。
同作のあらすじは、まだ見ぬ人間の世界に憧れていた海の王女アリエルが人間の王子エリックと出会い、世界で最も美しい声を海の魔女アースラに差し出す代わりに3日間だけ人間の姿になるというもの。アリエル役をハリー・ベイリーが演じ、吹替版声優を豊原江理佳が務める。
映像はメリッサ・マッカーシー演じるアースラが劇中で歌う楽曲“哀れな人々”の吹替版ミュージッククリップ。吹替版アースラ役を務める浦嶋りんこが歌っている。
ロブ・マーシャル監督はアースラのキャラクター性について、「ファニーだが気まぐれで怒りっぽく執念深いキャラクターであるばかりでなく、心に傷を抱えている」と説明。さらに「彼女が何者で、なぜヴィランであるのかを、観客は理解できるはず。どんな映画であれ、どんな物語であれ、それに登場するヴィランが何者であり、いかにしてそうなったかが分かることが大切。本作では、それにうまく成功することが出来た。このキャラクターに多面性を与えることが出来たと思う」と明かしている。
また、6月6日の18:00から“哀れな人々”や作中に登場するミュージカルナンバーを浦嶋りんこら吹替声優陣が生パフォーマンスするイベント『“リトル・マーメイド” フェス』が開催。TikTokでライブ配信される。豊原江理佳が“パート・オブ・ユア・ワールド”、セバスチャン役の木村昴が“キス・ザ・ガール”、エリック役の海宝直人が実写版で誕生する新曲“まだ見ぬ世界へ”を初披露。声優陣による“アンダー・ザ・シー”のパフォーマンスも行なわれる。