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80年代の「女子カルチャー」が刺さりすぎて泣ける!蘇る、どっぷりハマったあのころの記憶

2023年06月05日 16:30  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

「あったあった」「これ、持ってた」刺さりすぎて泣ける'80sガーリー(左上から時計回りに)下敷き・かきかた鉛筆(三菱鉛筆)、スイート・キャンディー(C)株式会社吉德、モーモー(C)OIKE、カッパのキューキュー(C)SEKIGUCHI、ペンケース(三菱鉛筆)、腕時計(Q&Q)

 な、懐かしい……!! '80年代の女の子カルチャーを詰め込んだ『ゆかしなもんの'80sガーリーカルチャーガイド』が5月中旬、発売された。そう、私たちが少女だったころ“ファンシーショップ”は心ときめく場所だった。友達と出かけたり、誕生日会のプレゼントを買いに行ったり……。ひと目で心がタイムトリップしてしまう。

80年代の女の子カルチャーを詰め込んだガーリーアイテム

狙いどおりです(笑)」とは、著者のゆかしなもんさん。膨大な'80sガーリーアイテムを所有し、'10年よりブログやSNSなどで発信している。

「アラフィフの私は'80年代、そのカルチャーにどっぷりつかって生きてきましたが、大人になってそれを忘れ、社会の中で無我夢中に働いて。当時のグッズはほとんど捨ててしまっていたんですが、あるときレトロ市で少女漫画の付録やおもちゃを見かけて。

 さらに、実家に帰ったときに当時のファンシーグッズの残りを見つけたりして。“やだこれ、すっごい可愛かったよね!!”って気づいて、また集め始めたんです」(ゆかしなもんさん、以下同)

 ふと見渡してみれば、ファミコンやキン消しなど“男の子文化”を発信する人はたくさんいても、“女の子文化”はほとんど紹介されていない。

「“これを後世に伝えねば!!”という変な使命感が勝手に湧いてきて(笑)。今って趣味や文化がバラバラで多様化していますが、当時は“このキャラが流行ってる”とか、みんな共通でしたよね。育った場所は全然違うのに『りぼん』や『なかよし』の話で盛り上がれたり。それは、私たちの世代のひとつの特徴だと思います」

 ゆかしなもんさんの約13年の活動の中で、SNSも盛んに。このムーブメントは徐々に高まっていった。

思い出し体験はまさに癒し

「今は“昭和のカワイイ文化”もフィーチャーされていますし、イベントを開くと20代の子もたくさん来て楽しんでくれています。私たちの世代って多分、すごく忙しかったり、疲れていたり、必死な毎日だと思うんですけど、

 ちょっとだけ手を休めて、'80年代の可愛いもの、懐かしいものを見たり思い出したりすると、すごく心が癒される。忘れていた思い出がよみがえったり、あのころの家族や友達を思い浮かべたり。そんな“思い出し体験”をして、日々の活力にしていただけたらうれしいです」

『ゆかしなもんの'80sガーリーカルチャーガイド』

 ファンシーグッズはもちろん、少女向けの漫画や雑誌、実用書、アニメ、おもちゃ、お菓子……。大人女子の心が完全に持っていかれるコンテンツめじろ押し。1700円(税抜き)。グラフィック社。発売中

※ゆかしなもんインスタグラム

@yukacinnamon


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