有給休暇を取るたびにペナルティのような業務を課せられるとしたら、到底長く働き続けることはできないだろう。
かつて「特殊車両製造・改造」の仕事をしていたという鹿児島県の40代男性(エンジニア/正社員/年収600万円)。特殊車両とは「キャンピングカー製造が主」だったというが、「家族経営の会社」で勝手なルールに散々振り回された様子だ。入社1年で退職した理由を明かした。(文:コティマム)
まともな睡眠も取らずに働かされ…残業は40時間でカット!
「展示会が近づくと会社に泊り込みで、まともな睡眠も取らずに働かされました。なのに給与明細の残業時間は40時間でカット!」
と過酷な労働環境を振り返る。また「自分が一番若かったので毎日お茶当番でした」と、仕事以外の負担もあったようだ。
「求人票には『有給休暇有り』となっていましたが、まともに取らせてもらえず、休む代わりに1週間のトイレ掃除を命ぜられました。精神的に追い込まれ、体を壊す前に辞めることにしました」
この環境で1年我慢していたのだから、忍耐強いほうではないだろうか。その後について
「自分が辞めてしばらくしてから倒産したようで、辞めて良かったと満足です」
と語っている。
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