オンワード樫山のニットシューズが単独ブランド化、年間1万足販売のヒット

　オンワード樫山が、D2Cブランド「アンフィーロ（UNFILO）」のニットシューズライン「ステッピ・バイ・アンフィーロ（steppi by UNFILO）」を、単独ブランドとして打ち出していくと発表した。ブランド名を「ステッピ（steppi）」と改め、取扱店舗を全国約200拠点に拡大して展開する。

　ステッピ・バイ・アンフィーロは、同社初のオリジナルシューズラインとして2022年の春に始動。リサイクルポリエステルを使用したニットアッパーと柔らかいインソールが特徴で、パンプスやユニセックスのスニーカー、キッズ用のストラップシューズなどを展開している。撥水加工により雨の日でも使用でき、専用ネットに入れることで洗濯機でホームクリーニングも可能。高い機能性と幅広い生活シーンに調和するデザインが好評を得て、オンワード樫山の公式オンラインストアを中心に年間販売数1万足を達成するとともに、2022年度のグッドデザイン賞に輝いた。
　今後は、より多くの人が直接店舗で触れて体験できることを目指し、OMO型ストア「ONWARD CROSSET select」を中心に取扱店舗を拡大していく。このほか、独自性の高いニットシューズの単独ブランドとして、オンラインでの情報発信を強化する。

■ステッピ：特設サイト