酔っ払って電車に乗ると、寝過ごしてしまう可能性は高い。東京都の50代前半男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収1300万円)は
「自宅リフォームの為一時的に横浜に住んでいた時の話です」
と過去の寝過ごしエピソードを明かす。男性はその日は「新橋でお酒を飲んで」いたという。(文:谷城ヤエ)
「駅前の小さなロータリーにはタクシー待ちの列。タクシー来る気配無し」
「横浜に向かう為東海道線に乗車。終点の国府津駅で起こされました」
新橋駅~国府津駅はJR東海道本線(国府津行)で12駅、1時間以上かかる。相当深い眠りだったようだ。
「駅前の小さなロータリーにはタクシー待ちの列。タクシー来る気配無し。ホテルかタクシーを歩きながら拾おうと出発。ホテルどころかやっている店も無し」
そんな中、「遠くにポツンと灯りが」見えた。
「ホテルかと思いたどり着いたらローソン…そこで、iPhoneでGoogleマップを開きました。反対向きの小田原方面に歩いていた事がわかり引き返しました」
迷走する男性。とりあえず「駅を通り過ぎて東京方面へ」向かったが……
「真っ暗な道に心細くなり立ち止まると、反対側の堤防的なもののむこうからザザー、ザザーと波の音が。心が折れて友達に電話。なんとなく慰められながら駅に戻ったらタクシーの列があと3人。そこから40分後に乗車」
真夜中に海沿いまで来てしまったのだから、さぞかし心細さを感じただろう。無事タクシーに乗ることが出来た男性。タクシー運転手とは、こんなやり取りがあった。
「一番近いホテルお願いします」
「小田原だけどここから6000円位かかるよー」
「横浜のXX駅までお願いします…」
結局、「東名高速にのって帰りました。2万5000円也」と明かし、
「自宅は23区内で乗り過ごしても1万円かからず帰れるので、衝撃的な体験でした」
と当時の失敗を綴った。想定外の出費はかなりの痛手だったことだろう。
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