失礼な面接をしてくる会社はこちらから願い下げだろう。東京都に住む50代後半の男性(サービス・販売・外食/契約社員/年収350万円)は、20代後半の頃に受けた集団面接で、ぶしつけな社長と遭遇し、途中で帰ったことがあるという。(文:okei)
15分遅れて始まり、電話で度々中断
それは「スポーツ用品を扱う卸売業の面接に行った時」のこと。指定時間に行くと他にも面接予定の人が数名いたという。面接は複数人で同時に行われた。
「全員応接室に通され15分ほど待っていると社長らしき人が入って来て、時間に遅れたことには謝りもせず、履歴書を要求。暫くすると個々の履歴書に目を通しながら、会社の説明を話し始めます」
やがて「取引先から何度か電話があり、その度に席を外し面接が中断」と応募者たちは最初だけでなくいちいち待たされるはめに。その後再開したが中断したことに対する謝罪はなかった。さらに、社長が社内にいる自分の息子を「海外の大学で経営学を学び卒業して今の役職で働いている」などと自慢しだした。
「そして失礼なことに、面接者の履歴書を見て『なぜ○○大学? なぜ高卒なのか?』と」
最終学歴は本人の志向性以外にも家庭の事情など色々な要素が絡んでくる。集団面接で他の候補者の前で聞く際は多少の配慮も必要だろう。徐々に不満がたまった様子の男性は、堪え切れなかったようで
「この失礼な社長にワンマンな雰囲気がしたので、面接の途中で帰りました」
と無駄なガマンはしなかったことを明かした。
「数年後にその会社の前を通りましたが、すでに無くなっていました!」
というから、さぞや清々したことだろう。
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