リリー・ローズ・デップ(24)が、第76回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに「シャネル」のヴィンテージドレスを纏って登場した。リリーは上映会後のアフターパーティや翌日に行われたフォトコールでも、同ブランドによるミニドレスを着て現れた。リリーは母ヴァネッサ・パラディ(50)と同じく、「シャネル」のアンバサダーを務めている。
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現地時間22日、カンヌ国際映画祭でリリー・ローズ・デップと歌手ザ・ウィークエンドが主演するHBOのオリジナル・ドラマシリーズ『THE IDOL/ジ・アイドル』が、ワールドプレミア上映された。サム・レヴィンソン監督がメガホンをとった本作は、リリー演じるアイドル歌手がザ・ウィークエンド演じるカルト指導者と複雑な関係を築いていく、ハリウッドの音楽業界の裏側を描いた物語だ。
本作の上映前には、会場のレッドカーペットでリリーが「シャネル」のヴィンテージドレスを纏って現れた。このドレスは、ブランドの1994年秋冬コレクションのランウェイで、スーパーモデルのクリスティー・ターリントンが着用したものだ。
ストラップレスの黒いミニドレスはスパンコールが全体にあしらわれ、胸元にはレースのトリミングが施されている。センターには青いロゼット(花形の装飾)が飾られ、ウエストには黒いリボンが付いていた。
リリーはブロンドヘアを後ろでまとめ、黒のオペラグローブとストッキング、同色のポインテッドトゥを合わせていた。ジュエリーはダイヤモンドのドロップイヤリングとブレスレット、そしてリングを着けて、シックな装いに華やかさを添えていた。
さらに上映会後に開催されたアフターパーティでも、リリーは「シャネル」によるミニドレスで現れた。ブランドの2023/24年クルーズ・コレクションで発表されたこのドレスは、黒くて太いストラップが付いており、フロント全体にはオンブレ(色の陰影)効果のあるスパンコールが施されている。リリーは緩いウェーブをかけたヘアを下ろし、黒いストッキングとハイヒールを合わせていた。
そして翌23日に行われたフォトコール(写真撮影)では、「シャネル」が2022/23年メティエダール・コレクションで発表した、黒いツイードのミニドレスを纏っていた。このAラインのドレスは胸元が大きく開いたノースリーブで、スカートにはプリーツが入っている。
リリーの母で女優のヴァネッサ・パラディは、1990年から「シャネル」のアンバサダーを務めている。娘のリリーは16歳だった2015年9月、同ブランドのアンバサダーに就任した。リリーはヴァネッサ同様にメゾンのミューズとなり、多くのレッドカーペットでは「シャネル」の衣装に身を包んで登場している。
画像は『The Idol 2023年5月24日付Instagram「Lily-Rose Depp is Jocelyn」、2023年5月22日付Instagram「RED CARPET」、2023年5月23日付Instagram「LAST NIGHT」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)