「親友だと思っていたら、相手にとってはそうじゃなかった」とはよく聞く話だが、ただ単に温度差があるだけでなく平気で恋人を奪われたとしたらやりきれない。大阪府の40代女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収200万円)が、高校時代の話として「部活もクラスも一緒で仲の良かったA子」との絶縁エピソードを語ってくれた。
高校は女子校で、A子は「お父さんが警察官で厳しい家庭の子」だった。一緒にバイトを初めて仲良くやっていたが、A子は家庭の厳しさとは裏腹に
「朝昼夜って、デートする男の子が違うんだ~!」
などと言ってくる子だった。(文:okei)
連日のようにデート相手の1人が彼氏だった…「がっつり二股です」
バイトを始めて少しして女性には彼氏ができた。
「私がバイト先の社員さん2歳年上のBと付き合いだしました。A子は、始めは『どこが良いの?笑』なんて言っていました」
と振り返る。一方A子は自由すぎる付き合い方をしていたようで「自分のお兄ちゃんの友達とヤったー笑とか、ナンパされた男の人がかっこよかったからヤった~笑」などと言うようになったそう。女性が「良い子なのに、軽いな……」と思い始めていたあるとき、A子はこんなことを告げて来た。
「(誕生日に)朝昼夜って、デートする男の子が違うんだ~!笑。Bさんには言わないでね~」
人としてどうかと思う言動で、女性は「(男性が)可哀想だから、やめときなよ~」と言ったものの、
「A子は『私モテるから仕方ないよ~笑』なんて言って聞く耳を持ちません」
とがめる声もまったく気にしなかったようだ。それだけなら他人事とも言えたが、問題は女性がそれを彼氏のBに話したところから発覚する。
「それをBに相談したら、 不機嫌になって、『なんでそんなこと俺に言うの?』と言われ」
「ん?? なんでそんな不機嫌なん?? と思っていたら、朝昼夜のデート相手の1人がBでした。しかも夜の彼。 本命だったようで、がっつり二股です」
「どうりで、最近Bとうまく行ってなくて恋愛相談したら、『別れたら?笑』って、やたら別れるのを勧めるな……って思っていたところでした」
A子には恋愛相談までしていたのだから、二人に裏切られたショックは大きかっただろう。さらに女性は、驚愕の修羅場に突入したことを振り返った。【後編へ続く】
【後編はこちら】「俺が悪いから友達をやめないでやってくれ!」高校時代に彼氏を略奪された女性、電話口でかばい合う二人に絶句
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