動物を飼っている人にとって、ペットは家族の一員だ。大阪府の30代前半女性（サービス・販売・外食／年収250万円）は、愛犬との生活を友人・A子にバカにされたことがいまだ忘れられないという。
今から5年ほど前、女性がA子含む数人の友人とランチ会をしていたときだ。「A子が自分の夫とマイホームの話ばかりする」中で、こんなことがあった。（文：福岡ちはや）
「B子が私にも話を振ってくれたので、最近になって飼い始めた大好きなわんちゃんの話をしました。するとA子は『私、犬嫌いだから、もし同じマンションに犬飼ってる人いたら訴える』と言ってきました」
「旦那とマイホームのほうが、犬と2人で暮らすよりも上だと思ってる」
驚いて言葉を失っていめと、B子やC美が「ペットOKのマンションなんだし、わんちゃん好きな人もいるよ？」とフォローしてくれたそう。だが、A子には「響かず」、失言を反省した様子はなかった。女性は
「旦那とマイホームのほうが、犬と2人で暮らすよりも上だと思ってる発言を節々に感じ、嫌な思いをしました」
と憤る。そもそもA子は日頃から、配慮に欠けた発言が絶えない人だった。「A子の呼びかけでランチする機会が多く、いつもA子の自慢話で溢れかえっていました」と明かした。
「数年後、A子は旦那さんの仕事の都合で田舎に引越し、『みんなでマイホームを見に遊びにおいでよ』とグループLINEで連絡してきました。『何にもないところに、ただマイホームを見るために？』と思いました」
さすがに「これは他の子たちもそれとなく断っていた」というから、他の友人もA子には思う所があったのかもしれない。女性は本音をこう漏らす。
「お正月やGWなど連休のときは『私はいつからいつまでいて、○日は空いてるから遊んでも大丈夫』みたいな自分都合な連絡をしてきて、なんだか不快でした」
そして、A子が赤ちゃんを出産したときのこと。彼女が送ってきたLINEを見て、女性はついにA子との絶縁を決意した。
「『出産祝い、みんなで来てくれてもいいし1人ずつでもいいよ』などという、私からしたら信じられないLINEが届き、それ以来私は（A子に）会いたくないと強く思うようになり、一方的に絶縁しました」
「私がA子のことをひがんでるのかなとも思いますが、大切なわんちゃんとの幸せな生活を、A子が犬が嫌いというだけでバカにされたのは……今でもずっと傷ついたままです」
もし女性がA子の家族やマイホームをバカにしたら、きっとA子は怒るだろう。人が大切にしているものを悪く言うことは、本当にやめたほうがいい。
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