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顧客のニーズに合わせたAIを使ったソリューションで自動車分野の課題を解決!

2023年05月25日 19:01  Techable

Techable

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株式会社モルフォ(以下 モルフォ)は、自動車分野向けにAIソリューションをパッケージ化した「Morpho Automotive Suite(モルフォ・オートモーティブ・スイート)」の提供を開始しました。
自動車分野の市場ニーズに応えるために
これまでモルフォは、要素技術・製品の提供や、多様な顧客ニーズに合わせたソフトウェア開発をビジネスの中核としてきました。

特に車載/モビリティ分野においては、AI技術が活用される3分野(DMS/OMS 、AD/ADAS、テレマティクス)において豊富なAI/画像処理技術の開発実績を保有しています。

一方、自動車メーカー各社は、それぞれ異なるハードウェア設計仕様に基づくAIや処理アルゴリズムの独自開発を実施しています。そうした環境を背景に、「既存製品をそのまま搭載・利用することが難しいケース」「受託開発ではコストがかかりすぎる」といった課題がありました。

このような自動車分野における市場ニーズに応えるため、顧客ごとの用途に合わせた製品カスタマイズやアプリケーション開発などのトータルソリューションとして「Morpho Automotive Suite」の提供を開始しました。
AI製品・アプリ開発などの用途に合わせて提案
「Morpho Automotive Suite」では、個別の要素技術を単体で提供することにとどまらず、顧客ニーズにフィットするAIの追加学習(AIモデルに顧客の用途に合わせた学習データを追加し、AIを更新する作業)や、用途別の製品カスタマイズを提案します。

また、最先端の自動車分野向け画像処理/AI技術の先行開発を継続的に実施し、自動車分野向け新技術を拡充していきます。

さらに、モルフォのみでクローズすることなく、パートナー企業各社の技術・サービスと連携したソリューションの提案体制を整えていきます。
顧客アプリ、AI推論エンジンなどを提案
「Morpho Automotive Suite」では、自動車分野向けのアプリケーション、技術、AI推論エンジンなどを提案します。

1.顧客アプリケーション

車載向けアプリケーションは、車室外カメラ(AD/ADAS)、車室内カメラ(DMS/OMS)、テレマティクス(クラウド連携サービス)に大別されます。モルフォの標準技術を活用し、各分野向けの画像処理・AIアプリケーションを開発可能です。

2.モルフォ標準技術※左:姿勢推定技術、右:物体検出技術

モルフォ標準技術は、モルフォがこれまで提供してきた画像処理・AI製品などを指します。今後、モルフォは先行開発を継続的に実施し、標準製品群を拡充していくとのこと。

3.モルフォAI推論エンジン「SoftNeuro」

モルフォのディープラーニング推論エンジン「SoftNeuro」を各製品に搭載することにより、幅広いSoCや各社AIアクセラレーターでの実行が可能となります(マルチプラットフォーム対応)。

例えば、自動車メーカーによって様々な動作プラットフォームが存在する中で、デスクトップ環境で開発したAIを、任意のAIアクセラレーター(例:GPU)へ移植する作業が手軽に実現可能です。

4.顧客要望に合わせたソリューション提案

既存製品を販売するにとどまらず、AIの追加学習やカスタマイズ、アプリケーション開発、各種品質対応などを顧客ごとに提案可能です。

モルフォは今後も、自動車分野向け技術・製品開発を推進し、課題解決および顧客製品への付加価値の向上に積極的に貢献する方針です。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000064140.html

(文・我妻歩実)