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佐藤ざくり×吉田夢美が描く、貧困女子高生とイケメン3人組の青春ラブコメ1巻

2023年05月25日 11:24  コミックナタリー

コミックナタリー

「四畳半のいばら姫」1巻 (c)佐藤ざくり・吉田夢美/集英社
佐藤ざくり原作、吉田夢美作画による「四畳半のいばら姫」の1巻が、本日5月25日に発売された。

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主人公は貧乏で、頼れる親も友達もいない高校生・小林しんら。学校では雷(らい)、加南(かなん)、百景(ひゃっけい)のイケメン3人組が人気を集めていたが、自分に恋や青春は贅沢品と思っていたしんらは彼らのことも気にしていなかった。そんなある日、地面に落ちた弁当を食べるところを雷に目撃され、「友達になってよ」と声をかけられる。興味本位で近付こうとする雷に当初は反発するしんらだったが、どん底の人生から抜け出すため、もっと打算的になろうと彼と協力関係を結ぶことを決めて……。マーガレット(集英社)で連載中だ。

■ 佐藤ざくり(原作担当)コメント
貧困女子高生が主人公のお話です。母親はいたりいなかったりで、学校にも居場所がなく、バイト先にはセクハラ店長……などん底な女子が、出会った学校のイケメン3人組の力をかりて人生を生き直そうとするところを描きたいと思いました。10代の貧困女子高生が生活費のためにお金を得ようとした時、性搾取のターゲットになり得る日本社会の恐ろしさも裏テーマとしてはあったりしますが、主人公とイケメン男子3人のラブコメ青春漫画として、今現在10代の人も、その時期を過ごし大人になった人にも、楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。

■ 原作担当編集者コメント
佐藤ざくり先生による心がヒリつくようなストーリーに、吉田夢美先生の魅力的な絵が合わさって、最強のコラボ作品が誕生しました! 「四畳半のいばら姫」は、貧乏でかわいそうな女の子をイケメン男子3人組が助けてくれる現代のシンデレラストーリー……ではありません。マーガレット作品らしい王道のガールミーツボーイズでありながらも、貧困、親ガチャ、整形、スクールカースト等、10代のリアルを切り取ったような作品になっています。どん底人生を生きる主人公しんらと、まったくタイプの違うイケメン男子3人組。それぞれの強さ、弱さを持ち寄り出会った4人が、これからどんな化学反応を起こしていくのか、担当としても楽しみでなりません!