株式会社almaは、同社が提供するユーザーインサイト管理ツール「Centou」を、株式会社LIXIL(以下・LIXIL)のデジタル部門が試験導入することを発表しました。
ユーザーインサイトを蓄積・管理
「Centou」は、ユーザーインタビューやユーザビリティテストなど、「デザインリサーチ」と呼ばれる領域で活用できる、ユーザーインサイトを蓄積・管理できるサービスです。
ユーザー理解の重要性や、ユーザーに寄り添ったサービスづくりが求められる中、「Centou」は組織内の誰もがユーザーインサイトにアクセスできるためのサービスとして開発されました。
利用シーン想像のためにLIXILが試験導入
LIXILは、オンラインショールームやバーチャルショールームなどを展開するデジタル領域で、エンドユーザーに寄り添い、イノベーションの創出を加速させるサービスづくりに力を入れていく必要性を感じていました。
また、LIXILではリサーチ設計者以外がエンドユーザーへのインタビュー録画を視聴したり、インタビューデータを読み取ったりして実務に活かすことが難しいという課題がありました。
LIXILのデジタル部門は、この課題を解決し、現場のメンバーにエンドユーザーの声を届けて利用シーンを想像してもらうために、「Centou」の試験導入を決定したとのことです。
蓄積されたインサイトをチームで活用できる
Centouでは、ユーザーインタビューや、お問合せなど、あちこちに散らばるユーザー情報を、集約し、「インサイト」という単位でまとめることができます。
まとめられたインサイトは、ペルソナづくりや、プロダクト施策、マーケティング施策などさまざまなシーンで活用することができます。
蓄積されたインサイトは、職種を超えてチームの誰もが参照できるようにまとめられており、チーム全体のユーザー理解や、デザインリサーチの地位向上に役立てることができます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000037235.html
(文・杉本 旭)