マイケル・ダグラス(78)とキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(53)の娘カリスさん(20)が、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに登場した。両親と共に現れたカリスさんは、胸元と背中が大きく開いた透ける素材のロングドレスを纏っていた。カメラの前では母キャサリンと一緒に父マイケルの頬にキスをするなど、親子の仲睦まじい姿を披露した。
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現地時間16日に開幕した第76回カンヌ国際映画祭のオープニングセレモニーに、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ夫妻が娘カリスさんを伴って出席した。
カリスさんはミュージシャン志望で、“CZD”という芸名で活動している。これまで両親と一緒にさまざまなイベントのレッドカーペットに登場した経験はあるが、カンヌのレッドカーペットに立つのは今回が初めてだ。
この日、カリスさんは「エリー・サーブ(Elie Saab)」による淡いピンクのロングドレスを纏ってレッドカーペットに現れた。胸元と背中が大きく開いたストラップドレスは透けるレース素材で、全体に花のディテールが施されている。
ロングヘアはトップから編み込んだエレガントなスタイルにまとめ、「ショパール」によるドロップイヤリングとブレスレット、指輪を合わせていた。
カリスさんの母キャサリンの衣装も同じく「エリー・サーブ」によるもので、同ブランドが2022年春夏クチュール・コレクションで発表した豪華なボールガウンだ。
赤いシフォンシルクとオーガンザをプリーツ加工したもので、胸元と背中が大きく開いており、肩から流れるように長いケープが付いている。スカートが裾にかけて大きく膨らんだ華やかなドレスだ。
マイケルは白いシャツに黒い蝶ネクタイを付け、タキシードスーツを着用していた。彼は妻キャサリンと娘カリスさんの間に立って歩き、レッドカーペットでは妻と娘から頬にキスを受けるという微笑ましい場面もあった。
この日、マイケルには映画界での功績を称える「名誉パルムドール」が贈られた。会場ではマイケルへのトリビュートの一環として、彼の人生を描いた未公開ドキュメンタリー『Michael Douglas, The Prodigal Son(原題)』が2日間にわたり上映された。
カリスさんは翌日、自身のInstagramでレッドカーペットでの写真を公開し、「カンヌのみなさん、最高に素晴らしい夜をありがとうございました」と記した。
そして「生涯功労賞であるパルムドールを受賞した父を祝福できたのは、とても光栄でした。素敵なフェスティバルを!」と加えた。
両親と共にカンヌの輝かしい舞台に立つカリスさんに対し、フォロワーからは「とても魅力的!」「完璧だ」「この世のものとは思えない!」「素晴らしい」などと称賛の声が続々と寄せられた。
なおマイケルとキャサリンの間には息子ディランさん(22)もいるが、カンヌで彼の姿は見られなかったようだ。
画像2枚目は『CZD 2023年5月17日付Instagram「Thank you Cannes for the most wonderful evening!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)